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(6話)18年前の『お 礼』

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《1999年4月7日深夜そろそろ0時かな?》京都~


駅から随分と歩いたみたいだ。
時計に目をやると既に0時近く。

標識の青看板へ目を向けると
”京都市街地5㎞”


このとき歩いていたのは

国道1号線...

神奈川でもこの文字列は馴染み深くあの日も、走っていたな。
このまま数日かけて歩いていけば
神奈川の自宅へと戻ることは可能だ。

だか、このときの俺に
そんなことへは一切の興味はない。

当然だ

俺の目的はただ一つ。
佐賀県は伊万里市のあの人に先ず会うこと。



『ちかさん』



俺の人生に転機をもたらしてくれた恩人で
また、あの事故の当事者でもあった。

『親』
便宜上はこの呼び方にはなるが

『奴ら』
と表現したがる俺の心境はきっと......

奴らはちかさんを九州へ逃げ帰った悪者と称していたが
俺からすれば、奴らこそが悪そのものなんだがな!

その複雑な胸中を無理矢理押し込むように
俺はまた、深夜でも眠らぬ京都の外れで
行き交う車の波へと両の腕を振り始めた。



《4月7日深夜》京都の街外れ、1号線~


さすがは古都京都と称するべきなのか
ヘッドライトの波は止まることを知らないようだ。

それでもなかなか車が捕まらないのは
まあ、時間が時間であるが故だろうか。

少しでも進みたくて、歩いては腕を振り
これを何度か繰り返した。

そうしているうちに、ある不思議なものが目に入った。
国道1号線を南下し、左側車線沿いに歩いていたのは
進行方向を指し示すためだ。

右手側よりやってくる車に厄介になれれば
必然的に西を目指すことになる。

その期待を裏切るかのように
目の前を猛スピードで走り去っていったのは
真っ白なスポーツカー

”MITSUBISHI ランサーエボリューション”

車に疎い俺でもその名前くらいは知っていた。
ただ、真っ白であるはずのこのスポーツカーには
淀んで、霞かかったような
黒い”もや”のようなものをまとっているように見えた。

疲れてんのかな?

神奈川を発ってまだ
まる2日にも満たないが
体に鞭を打つようなこの旅だ、疲れていて当然と言える。





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